7.虫歯リスクと歯周病リスクを
上げないマウスピース矯正
補綴治療を噛み合わせの
安定後に行い、天然歯への負担を
最小限に抑える
Before
After
患者様情報
初診日 | 2018年4月 |
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年齢・性別 | 20代女性 |
主訴 | 虫歯を治したい |
当院からのご提案・治療計画
初診時は虫歯治療とクリーニングを主訴にいらっしゃった患者様。
まずは痛みのある虫歯治療を行いました。その際、最終補綴物などは歯が正しい位置になってからの方が理想的な形態と安定した予後が期待できることをお伝えし、患者様ご自身も歯並びの改善をご希望されたため、虫歯リスクと歯周病リスクを上げないマウスピース矯正をご提案しました。
治療プラン
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Plan 1
- 精密診断、クリンチェック
- 現状のお口を調べるためCT撮影を行いました。
また、3Dで取り込んだ歯型のデータや治療計画などに基づいて治療シミュレーション「クリンチェック」を行いました。
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Plan 2
- 虫歯治療
- 虫歯治療後の補綴治療は、噛み合わせの安定後に行うことで、理想的な形態を付与できました。
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Plan 3
- 歯周病治療
- 矯正治療に向けて原因である歯垢の除去および歯石の除去、歯の根の面の滑択化、ぐらぐらする歯の咬み合わせの調整を行いました。
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Plan 4
- インビザライン
- 精密検査や3Dシミュレーションなどの事前の診査診断を踏まえ、マウスピースを製作して、インビザライン矯正を行います。
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Plan 5
- 治療終了
- 全ての治療終了後は、キレイになった歯並びが後戻りしないようにリテーナーを装着し、定期的にメインテナンスを行います。
初診時の口腔内写真
治療後の口腔内写真
治療前後の比較
治療情報
担当医師 | 新横浜院 Dr.花澤 |
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治療期間 | 約11ヶ月 |
矯正治療費 | 80万円(税込) |
今回の治療コンセプトや
インビザの有用性について
まずは主訴の虫歯治療、歯周病治療を先行しました。
虫歯治療後の補綴治療は、噛み合わせの安定後に行うことで、理想的な形態を付与できました。マウスピース矯正中は仮歯での調整も計算して、天然歯への負担を最小限に抑えることもできました。
後ろに下がった前歯を歯列弓を整えることで前に出し、今後の歯周病の予防、虫歯の抑制につなげられたと考えています。
患者様からも、ずっと気になっていた前歯がきれいに並んだと非常に喜んでいただけました。