マウスピース矯正中でもホワイトニングはできる？
メリットや費用について解説

マウスピース矯正後の保定期間中も
ホワイトニングは可能？

矯正における保定期間中のホワイトニングも可能です。矯正歯科治療では、矯正装置で歯並び・噛み合わせを整えた後、保定装置（リテーナー）を装着することで歯の位置の安定化を図ります。この保定期間中においても、マウスピースタイプの保定装置（リテーナー）であれば、同時にホワイトニングをすることができます。

保定期間中のホワイトニングは、色むらや痛みも少なくホワイトニングができるのでおすすめです。

マウスピース矯正と
ホワイトニングを同時にするメリット

1. 矯正用のマウスピースでホワイトニングができる

ホームホワイトニングとは、最初に歯科医院でご自分の歯の形に合わせたマウスピース（トレー）を作成したのち、ご自宅にてマウスピースに薬剤を塗布して行うホワイトニングケアです。

マウスピース矯正とホワイトニングを同時にする場合、矯正用のマウスピースを兼用してホワイトニングができます。ホワイトニング用のマウスピースを作成する必要がないため、その分、費用や負担を軽減することが可能です。

2. 効率良くホワイトニングを進められる

個人差はありますが、一般的にマウスピース矯正の治療期間は1年半〜2年程度かかり、また、ホワイトニングの白さを実感できるまでには2週間〜1ヶ月程度かかります。

それぞれ治療が済むのを待ってから別々に行おうとすると、より長期にわたる治療になりますが、マウスピース矯正とホワイトニングを同時にすることで効率的に「キレイな歯並び」と「白い歯」を手に入れることが期待できます。

”なるべく早く治療を完結したい”という方を中心に、ホワイトニングとマウスピース矯正の同時ケアが選ばれています。

マウスピース矯正とホワイトニングを
同時にするデメリット（注意点）

1. 白さに色むらが起きる場合がある

ホワイトニング用のマウスピース（トレー）と比べると、矯正用のマウスピースは少し硬めの素材でできています。使用方法やタイミングによってはホワイトニング剤が歯全体に均等に行きわたらず、色むらの原因となる場合があります。

また、マウスピース矯正では歯の表面にアタッチメントと呼ばれる小さな装置を取り付けることがありますが、アタッチメントの裏側にはホワイトニング剤が浸透しにくいため、色むらができてしまう可能性があります。

色むらをなるべく防ぐには、ホワイトニングを行うタイミングや薬剤の浸透具合などをきちんと見極めることが大切です。個人での判断は難しいものですので、事前に担当医とよく相談のうえ治療を進めていきましょう。

2. 痛みを感じやすい場合がある

マウスピース矯正中は、歯周辺を中心にお口の中が痛みにやや敏感な状態となっています。そのため、通常よりもホワイトニング剤による刺激を感じやすく、患者様によっては痛みを強く伴ってしまう場合があります。

強い痛みを感じている場合は治療を一旦中断し、お口の中の状態が落ち着いてから治療することが推奨されます。担当医の指示に沿い、無理に治療を続けることは必ず避けましょう。

未成年の方が矯正中に
ホワイトニングを行う際の注意点

基本的に年齢が低いほど歯が動きやすい状態にあり、矯正治療の効果は高いとされます。

しかし、未成年の方が矯正中にホワイトニングを併用する場合、薬剤の影響により痛みが生じやすかったり、歯や歯茎の成長が止まってしまうことがあるなど、成人の方に比べてトラブルが生じやすいケースがあるため、同時治療は避けた方が良いと判断する場合があります。

安全な治療のために、歯科医による患者様のご年齢や成長段階などを踏まえた診査診断が必要となります。

マウスピース矯正とホワイトニングを同時にする費用（金額・料金）

エス歯科のマウスピース矯正中における
ホワイトニング治療

当院では、矯正用マウスピースを利用してホームホワイトニングも同時に行うことが可能です。 通常のホームホワイトニングの場合、上下で33,000円となりますが、マウスピース矯正インビザラインをされている方は、ホワイトニングジェルのみで始めることができます。

治療を開始する前にしっかりと検査をし、お一人おひとりに合わせた最適な治療方法をご提案しております。ご興味のある方はお気軽に当院の無料相談にてご相談ください。